血液中の成分を分析し、体のどこかに異常がないかどうか調べる検査です。
検査科
検体検査
生化学検査
![生化学検査](/assets/img/department/clinical_examination_ph_02.jpg)
血算 全血球計算(CBC)
![血算 全血球計算(CBC)](/assets/img/department/clinical_examination_ph_03.jpg)
血液中の赤血球・白血球・及び血小板の数や大きさを測ったりヘモグロビン濃度ヘマトクリット値などの測定を行います。
血液ガス分析
![血液ガス分析](/assets/img/department/clinical_examination_ph_05.jpg)
血中に溶けている気体(酸素や二酸化炭素など)の量を調べる検査です。主に、PaO2、SaO2、PaCO2、HCO3-、pH、BEがよくみられる項目です。
尿検査
![尿検査](/assets/img/department/clinical_examination_ph_06.jpg)
尿中成分の変化や異常を調べる、腎尿路系疾患や全身疾患のスクリーニング検査です。
HbA1c
![HbA1c](/assets/img/department/clinical_examination_ph_07.jpg)
糖尿病や血糖コントロールの診断に重要な検査です。
生理検査
超音波検査
![超音波検査](/assets/img/department/clinical_examination_ph_08.jpg)
心臓:画像で心臓を描出し、動きや血液の流れを見ていく検査です。弁膜症、狭窄症などが分かります。
シャント(血管):透析時に必要なシャントを作成する前に血管の状態、走行を確認する検査です。またシャント作成後に狭窄がないか検査します。
腹部:肝臓、膵臓、胆嚢、腎臓、脾臓、膀胱などの臓器を画像で見る検査です。臓器の大きさや、状態が分かります。(腫瘍、石などの有無など)
頚動脈:首にある頸動脈という血管の中にプラークや狭窄がないか見る検査です。
SPP
![SPP](/assets/img/department/clinical_examination_ph_09.jpg)
皮膚の血流によって酸素や栄養が運ばれているかなどの皮膚の表面の血行動態がわかります。傷がある場合には、傷が治りやすいかを血流の面から判断します。
CAVI/ABI
![CAVI/ABI](/assets/img/department/clinical_examination_ph_10.jpg)
CAVI:普段の血圧に関係なく心臓から足首までの動脈の硬さなどを評価する検査です。
ABI:比較的太い動脈が狭くなっていないかどうか調べる検査です。CAVI/ABIは同時に検査できます。
ホルター心電図
![ホルター心電図](/assets/img/department/clinical_examination_ph_11.jpg)
携帯用の小型心電計を用いて長時間の渡り心電図を記録します。この心電図の解析を通して日常生活における心臓の動き(拍動)を調べ異常が無いか検査します。
心電図
![心電図](/assets/img/department/clinical_examination_ph_12.jpg)
心筋梗塞や不整脈など心臓で起こった活動を調べる重要な検査です。